Code With Meためしてみた

JetBrainsからCode With MeというサービスがEAPで出ました! blog.jetbrains.com

概要は↑のリリース記事をどうぞ

ぱっと見る限り、Visual Studio Live Shareのようにリモートでエディタに接続してペアプロなどできる機能のようです。 Live Shareの発表時点で"JetBrainsIDEで使えるようにならないかなぁ"とか思ってたので、これは試すしかないと思い軽く触ってみました。

現段階ではまだEAPであるため、ご利用の際は自己責任で☆

さて、JetBrains系IDE(RiderとDataGripを除く)の2020.2.xに対応しているらしいので、ちょうど起動していたCLion2020.2.3で試してみます。

プラグインのMarketplaceにCode With Meのプラグインが追加されているのでインストールしました。

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すると、IDEの右上のほうにこのようなボタンが出現

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これを押したところからEnable Access and Copy Invitation Linkを押すと

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招待リンクがコピーされたようです

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コピーされたリンクをブラウザで開くと、接続用ソフトのIntelliJ Clientがダウンロードされて起動します。同時にIDE側では接続許可のダイアログが出ていました

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ここで接続許可をすると、IntelliJ Client側でIDEで開いているファイルにアクセスできました。 少し編集を試してみましたが、IntelliJ Clientから編集してもタイムラグを全く感じない程度の時間でIDE側のコードが変更されます。素晴らしいです。 Rustのプロジェクトを開いていたためIntelliJ Client側から実行を試してみましたが、どうやら実行はIDE側でされて出力等がIntelliJ Client側で見れるという構造になっているようです。 使い勝手としてはリモートに接続されていることを感じることも無くいつもと同じ感覚で実行ができました。 ただプラグインによる出力の整形には対応していないらしく、cargo testを実行した際の表示が文字のみで少し見にくかったです。IDEだと専用のUIがあるのですが、ここはIntelliJ Clientでも将来的に対応されることを期待しています。

現在は同じPC内でIDEIntelliJ Clientの両方を開くというテストしか行っていないため、別PCや別ネットワークからのアクセスもまた試したいです。